こんにちは。
岩瀬晃です。
僕はたまたま英会話が得意になったんですけど、
英会話に限らず、何かに突出してる人は、単に「才能」というだけじゃなくて、何かしらその事に対する「捉え方」が、人と違うんじゃないかなぁって思うんですよね。
で、「英会話が得意な人は、英会話(英語)をどう捉えてるのか」っていうのを書いたら、結構役に立つんじゃないかなと思ったので
今後、この「頭のなか」シリーズを定期的に書いていこうかなと思ってます。
で、その第一回目ですが、
英会話が得意な人は、「難しいことがキラい」です。
つまり、「如何に難しい単語や文法を使わずに、相手に伝えられるか」ということを常に考えてます。
これは「リフレーズ」(Rephrase)というテクニックなのですが、つまりは「別の表現に言い換える」ということ。
英語をペラペラにしゃべる人はこの能力が高いんですね。
例えば、
「応接室」
という単語を知らなかったとします。
で、普通の人はこの時点でパニくるんですね。「えーとえーと、応接、、、応接?」みたいに、自分の中の和英辞書を探しまくって、そして見つからなかった時、フリーズしてしまいます。
でも、英会話が得意な人は、そうやって辞書を探すということはせず、その部屋が結局どういう場所なのか、ということから考えます。
なので、本来の「Reception room (レセプションルーム)」という単語を知らなくても、たとえば「Guest room (ゲストルーム)」とか、もうなんなら「Special room (スペシャルルーム)」でも良いので、とりあえず「伝わりさえすればいい」という基準で言葉を選ぶ(リフレーズ)するわけです。
英語ペラペラの人は相当単語も詳しいだろう、と皆さん思うかもしれませんが、TOEIC満点の僕ですら、そのスタンスなんですよ。
何を言われたかわからないときはすかさず「Can you repeat?」(もう一度言って?)と素直に言うし、映画だって、100パーセントなんて全然聞き取れてません。たぶん7割くらいじゃないですかね?
でも、それでも会話はぜんぜん成立するのです。
英会話なんて、そんなもんなんですよ。
ただ、ほとんどの人は、主に学校教育(受験勉強)を通じて「これが正しい、これが間違い」という、呪いを植え付けられてしまっただけなのです。
なので、ぜひこの「リフレーズ」力を皆さんも鍛えてみて下さい。
鍛え方は簡単。
① 何か言いたいことを思い浮かべる (単語でも文章でも)
② それを違う表現にしてみる (できるだけカンタンな言葉で)
それだけです。
まずは毎日1回でもいいので、このリフレーズを日本語でいいのでやってみてください。言葉遊び感覚で、楽しみながらやるといいですよ。
これは頭の使い方の問題なので、別に英語でやる必要はないです。
きっとあなたの英会話力の上達に役立つハズですよ。