こんにちは。
アキラです。
今日の記事は前回の記事の続きです。
「英語ペラペラ」になることを目標としている、「アキラ式英会話」。
前回の記事では、その本質は「モデリング」にあるというお話をしました。
で
今回の記事では、
なぜ「モデリング」という手法が、「英語ペラペラ」になるうえで最も良いアプローチなのか
についてお話しします。
かくいう僕は、アメリカに留学する直前(22歳)まで
今にして思うと、まだまだ英語に対して「頭デッカチ」だったなと思います。
つまりは、文法と単語で何とかしようとするアプローチですね。
で
初の海外体験となるアメリカ留学をして
毎日、現地のアメリカ人達と、生で話さなければいけない状況に置かれ
しかも、僕が外国人だからといって手加減することなく、容赦なくしゃべってきます。
特にコロラド州は田舎なので、外国人慣れしていないこともあり、特にその傾向が強かったです。
そんな状況の中で
この「頭デッカチ」な
文法と単語を組み立てるやり方で
うまく、間違えず、キレイにやり過ごす
プライドを傷つけずにスマートにかわし続ける
なんていうのは絶対ムリだって、途中で観念しました。
そこで
半ばヤケクソになって
もう恥も外聞もなく
プライドを捨てて
初めて 「自分はできない人」 という状態を受け入れて
全部イチから積み上げ直すしかない!
そういうスタンスになったんですね。
そのスタンスに変えてから
時間が経過していくうちに
気がついたら
いわゆる「ペラペラ状態」になっていた
つまり
考えずに、心で感じた瞬間に
日本語と、まったく同じように
言葉が勝手に口からこぼれ出てくる状態になっていたんです。
で
その状態になれたのが、結局のところ
「モデリング」 (マネをする)という手法を使っていたから
なんですが
なぜ、それが大事なのかというと
「英会話」というのは、結局
「コミュニケーション」
だからなんですね。
「コミュニケーション」というのは
相手との意思疎通を図ること
です。
で、その「相手との意思疎通を図る」上で
ものすごく大事なことがあります。
それは
どの心理学でも出てくる、基本の「キ」の概念だと思いますが
「ラポール」
というものです。
日本語で言うなら
「共感」
です。
相手が感じること
つまり、相手がイヤがること、相手が好むこと、相手にとっての当たり前
を、相手と同じように感じてわかっている
という状態ですね。
これが、より良い「コミュニケーション」を成立させるうえで、不可欠なんですよね。
例えば、想像してみてほしいんですが
● 日本語はたどたどしいけれど、日本の「文化」「価値観」について心から理解していて、敬意を払ってくれる外国人
と
● 日本語はペラペラだけれど、日本の「文化」「価値観」に対する理解や配慮、敬意が全くなく、自分の文化と価値観を相手に押し付けるかのように、好き勝手にしゃべってくる外国人
あなたは、どちらの人に「好意」を抱きますか?
どちらの人を「信頼」できますか?
おそらく前者ですよね。
で
通常の文法・単語・フレーズを覚えるだけのアプローチでは
決定的にこの「ラポール」が欠けてしまうんです。
なぜなら、この「ラポール」は
頭で「考える」ものではなく
心から「感じる」ものだからです。
「ラポール」できるようになるためには
どんなに最初は、相手の文化・価値観が理解しがたく、拒絶したい気持ちになっても
それでも、それが相手の文化では普通のことなんだということを知り
それを拒絶したいのは、相手の文化・価値観が間違っているのではなく
単に自分の文化・価値観がそれに慣れていないからだけなんだと知ること
そうやって
自分の価値観の壁を乗り越えて
相手の価値観の中に飛び込んでいった時に
初めて、本当の意味で
「ラポール」
ができる人になるんです。
ちなみに、僕が心理学を学んだ「心屋塾」では
「自分が嫌いだったり苦手だと思う相手は
自分が過去に ”そんな自分じゃダメだ” と言われて捨ててきた
自分の”分身”を、もう一度見せてくれている人」
という考え方があります。
つまり
もし今の自分が生き苦しかったりする場合は
そういう「自分が捨てた分身」
往々にして、「自分が嫌い、受け入れられない人」を
受け入れること(=統合すること)が
結果的に、自分をラクにして、解放してくれるんですね。
そして、それができるようになる手法
それが「モデリング」なのです。
つまり
相手(言葉・価値観・文化)を徹底的にありのままで受け入れて、
それをマネしていくことで
相手の気持ちを「理屈」でなく、「心」でわかる状態になること
なんですね。
僕が、外資系でトップのポジションになれたものそれが理由だと思いますし
「アキラ式英会話」で勝手に「師匠」と呼んでいる、出川哲朗さんが、あんなに英語がしゃべれないのになんだかんだ相手と意思疎通が図れてしまうのも、それが理由なんです。
英語ペラペラな人(僕もそうですが)がよく言う
「英語をしゃべる時には人格が変わる」というのも
まさにそういうことです。
相手の文化・価値観モードの自分に、スイッチが切り替わるんですね。
「モデリング」さえできれば
つまり、「ラポール」さえできるようになれば
ハッキリ言って、キレイにペラペラしゃべれるかどうかは
あまり問題ではありません。
一番大事なことは
「ラポール」できるかどうか
アキラ式英会話で
「英会話はココロがすべて」
「心を開けば、英語は話せる」
と謳っているのは
まさに、これが理由なんですね。
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