【第2話】「2人の自分」を知る

今回は「エレメント人種論」の中でも非常に重要な要素である「太陽星座」と「月星座」について、くわしくお話していきます。

 

まず、世間一般で言われている星座が「太陽星座」というお話は前回した通りですが

この「太陽星座」が表しているものは、そもそもいったい何なのでしょうか?

 

それは、一言で言うと

 

「外側の自分」

 

です。

 

人間は皆、当たり前ですが、自分一人では生きていけませんよね?

他人と関わり、社会と関わって生きています。

その時の状態(性質)が、まさに「外側の自分」なのです。

 

「外側」と言っても、それは「演じているウソの自分」という意味ではありません。

あなたが、社会と関わりながら生きている時(=理性が働いている時)に自然と表れてくる自分 

ということです。

だからこそ、「星占い」で使われる星座が、この「太陽星座」なんですね。

 

でも、です。

 

「外側の自分」だけが自分の全てかというと、そんなことはないですよね?

なぜなら、私たちには「本性」(内側の自分)というものがあるからです。

 

そして、その「本性」

要するに、「社会(人)の目を気にせず、自由でリラックスした精神状態の自分」

その自分を象徴しているものが

 

「月」

 

なのです。

 

この「月」の自分というのは、心理占星術では、「インナーチャイルド」を表すとも言われています。

ちょうど、0 ~ 7歳くらいまでの自分 (=社会的な影響・制約を受けていない状態の自分)ですね。

 

私たちが「おとなの自分」になったとしても

「こどもの自分」、すなわち「本性」を抑え込んで生きて行かないといけないとしたら

それはまるで、ロボットのように無機質な人生になってしまいますよね?

 

だからこそ、「月」の自分をうまく活かすことこそが

自分らしい魅力を発揮して、イキイキと生きるためのカギを握っているのです。

 

このように、「エレメント人種論」では

太陽星座 × 月星座

というコンビネーション

 

つまり

理性(外側)と 本性(内側)という「2人の自分」を、どうすれば一番うまく活かせるか

 

という観点から

自分自身の人生や、対人関係を見ていくというのが基本の考え方となっています。

 

この「太陽」と「月」の組み合わせを踏まえて、各星座の特徴を知っていくと

自分自身のことも、対人関係も、世界そのものの見え方も一気に変わります。

これまでの人生のいろんな「ナゾ」が解けてきて

これから進むべき「道」も浮かび上がってくるんです。

 

もし、あなたがまだご自分の月星座を知らない場合は

こちらのサイトなどを使って、生年月日と生まれた時間を入力して調べてみてくださいね。

※ 生まれた時間・場所がわからない場合は、時間はお昼の12時、場所は東京で設定してください。
※ 海外で生まれた方は、こちらのサイトなどを利用してください。

※ 水星・金星・火星を含めることで、より自分の特性を細かく把握する方法はこちら

 

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