今回は、私自身が今でも多用している
そして、案外多くの日本人が使っていないだろうと思われる
英会話上達における「必殺技」とも言えるものを
紹介したいと思います。
ちなみに、アキラ式英会話ではある意味「神」と崇められている
出川哲朗さんのこちら番組
もう、見ましたか?
これを見ていると、実はこの「必殺技」がなんども使われているんですが
わかりますか?
それは
「Once more?」 (もう一度言って?)
「Slowly, slowly」 (ゆっくり、ゆっくり)
です。
ちなみに「もう一度言って?」は
Say again?
とか
Come again?
が一般的なんですけども
要するに、
「もう一度言ってもらう」
「ゆっくりしゃべらせる」
この2つ。
つまりは、
相手を自分のフィールドに持ってくる
この必殺技を使いまくることで
ヒアリングもスピーキングも、劇的に上達するんです。
でも、大抵の日本人は、相手に迷惑だろうとか、嫌われるだろうと思って
「アハハハハハ」
とわかったフリして笑ってごまかしたり
さりげなくその場から撤退していくことが多いですよね。
それはきっと、いわゆる「拒絶」とか「嫌悪感」を抱かれるのが怖いから、だと思うんですけども
でも、出川師匠が番組で外国人に話しかけてかなりしつこく食い下がっていても
大抵の人は、「もういい加減にしてくれ」みたいな対応をしないですよね?
なんでだと思いますか?
それは
彼が申し訳なさそうにしていないから
です。
つまり、相手が言っていることを理解できないことで、
相手に迷惑をかけているとか、相手より劣っているという感覚が
一切ない
訳です。
そう、その
当たり前な空気感
それが、相手にイヤがられないコツなんですね。
逆を考えてみたらわかると思いますけども、
なんかしゃべる度に、申し訳なさそうにしてたり、気を遣ってくる人とずっとしゃべりたいって思いますか?
逆に疲れてしまいますよね?
で、
なぜ彼がそういう風に堂々と対等な感じで外国人に言い直させたりできるかというと
相手に対して好意があり、わかり合いたいと思っている
その前向きな姿勢さえちゃんと伝われば
相手が自分を嫌うことはない
と思っているからです。
ちなみに僕は、アメリカに初めて留学してしばらくの間は外国人と話すのがイヤだったんですよ。
自分自身がまだ英語をそんなに話せないし、聞き取れないし
そして外国人はすぐ怒りそうで、短気そうな印象を持っていたので、
中途半端な状態で話しかけたら、イヤがられるんじゃないかなって。
でもね
あるタイミングから、「このままじゃいつまでたっても上達しない」とハラをくくり、ヤケくそになって手当たり次第に外国人に話しかけ始めたんですけど
その「ヤケくそ」モードでぶつかって行ったら、案外心配していたような事態は起きなかったんですよ。
つまり
相手にそういう態度を取らせていたのは、実は自分自身の姿勢だった
んですよね。
ちなみに、出川師匠の先ほどの番組の中で、英語が得意な女性レポーターが外国人に話しかけようとする場面があって、
彼女は英語の発音もカンペキなのに、
それがことごとく断られるんですよ。
それはなぜかと言えば
いちいち申し訳なさそうに、「ちょっとお話させてもらってもいいですか??」
と相手の許しを乞うような態度をとっていたから、なんです。
日本だったら、それって礼儀正しくていいじゃない、って感じかもしれませんが
アメリカでは逆です。
そういう下からくる姿勢は、
何かやましいことをする(=関わるとあまりいいことがない)と判断され、「NO」と断られるのです。
なので
自分さえ堂々としていれば
別になんど聞き直そうが、なんどゆっくりと言おうが
相手はイヤがらないし
仮にイヤがったとしても、それを自分の劣等感に結び付けなければいい
「あぁ、そういう短気な人もいるよな」
くらいに思って、次に行けばいいんですよね。
なので
この
Say again?
と
Slowly, please?
この二つを駆使して、
もっと図太く、外国人をいい意味で練習台として使わせてもらって、日本にいながら英会話力をグングン上達させていきましょう!
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