こんにちは。
岩瀬アキラです。
僕が今から5年前に、15年間のサラリーマン生活を放り投げて、心理の世界で独立するキッカケとなったのは、心屋流という心理カウンセリングに出会ったことでした。
その心屋流で言われていることの中でよく登場するのが、「がんばらなければ、うまくいく」という言葉です。
で、僕はこの言葉の解釈を思い切り勘違い(=「本当に物理的に何もしないでただ寝ているくらいがいい」くらいの解釈)をして、その結果、だいぶおかしなことになってしまったんですけども、
当時の僕と同じように、この「がんばらなければ、うまくいく」という解釈で、つまづいている人は多いんじゃないかと思うんですね。
そこで今回は、世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズによる「実践心理学」や、バシャールによる「宇宙の法則」なども学んだ上でようやく僕がたどり着いた、この「がんばらなければ、うまくいく」の本当の意味と、その仕組みについて、お伝えしようと思います。
* * *
まず、「がんばらない」という言葉の意味ですが、正確に言うと「自然の流れに逆らわない」ということです。
ですが、この「自然の流れ」の ”中身” がポイントで、それは決して「周りの状況に合わせていればいい」ということではありません。
そうではなくて、「自分の心(魂)の声に従って動く」という意味です。
結局、人生がうまく行かなくて悩んでいる、という人が陥っている状態っていうのは、まさにそれをしていないから、ということなのですね。
もちろん、それをするのが怖いっていうのは、まさに僕もそうだったからよくわかります。
そもそもそれをなぜ「怖い」と感じるのかと言えば、パターンは2つです。
・以前、自分の心(魂)の声に従って動いた時に、何かしらの「痛い目」に遭った(もしくは遭うことになる)と信じた
・以前、自分の心(魂)の声に従わずに動いた時に、何かしらの「喜び」を得られた(もしくは得られることになる)と信じた
この2つの思考パターン(ビリーフ・信念)が時間をかけて熟成し、ガッツリと「マイルール」になってしまった、ということです。
では、その「パターン」から、どうやったら抜けられるのでしょうか?
そして、そもそもなぜ「がんばらない(自分の心(魂)の声に従う)とうまくいく」のでしょうか?
ここについては正直、宇宙の法則を理解するまでは、ちゃんと説明することは僕もできませんでしたし、確証も持てませんでした。
でも、一昨日書いた記事の内容を理解したことで、ほぼ完全にその仕組みを理解でき、また説明もできるようになりました。
一番大事なポイントは、「がんばるのを辞めれば、うまくいく」と言った時、この「うまくいく」という中身を勘違いしているケースがほとんどだということです。
「うまくいく」と言った時、おそらくほとんどの人の頭の中は、「自分がこういう人間になったら、自分がこういう結果を出したら、認めてもらえる・愛される」というような、「うまくいく」ということに対するマイルール(信念)があります。
世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズは、このことを「人生のブループリント(青写真)」と言っています。
そして、人が不幸を感じる時は、この青写真と現実がズレている、と感じる時なのです。
で
ここが今回のヤマ場ですが
僕も含めて、全ての人が知っておかなければいけないのは
あなたは、どうなることがあなたにとっての「うまくいく」なのを、まだわかっていない
と同時に
あなたは、どうなろうが、最終的には「うまくいく」ことになっている
のです。
このことを、気休めではなく理論的に説明したのが、一昨日の記事ということですね。
わかりやすい実例で言うと、僕の著書「Mr.エレメント」でも書いた通り、僕は大学4年の時、就職活動で失敗したんですね。その時の落胆はハンパなかったです。だって、親を安心させるためにわざわざ良い大学に入って、それで後は就職するだけ、と言うところまで来ていたのに、最後の最後に大失敗してしまった、という感覚でしたからね。
でも、実はそこで就職失敗したからこそ、「アメリカ留学」という選択肢が初めて生まれ、それをすることができたのです。そしてこの「アメリカ留学」が、僕の人生を一気に逆転勝利へと導いてくれたのです。
冷静に考えたら、あの時に就職したいと思っていたのかと言えば、別に就職したいなんて本心では思っていなかったのです。
つまり、僕の「本心」が「就職活動の失敗」を生み、そのおかげで、僕の人生にとっての最高の宝物である「アメリカ留学」が手に入ったのです。
では、僕はこの流れを、最初から予想することができたでしょうか?
答えはもちろん「NO」です。
あのスティーブ・ジョブズにも、まったく同じようなエピソードがあります。
彼は、彼の両親が必死になって貯めたお金をほぼ全部使って大学に入ったのですが(これは彼が入りたかったというよりは、親(育ての親)が、生みの親との契約で、スティーブを大学に入れることを約束していたから、なんですね。
そして、その契約通りスティーブは大学に入ったものの、どうしても自分にとってそれが意味のあることに思えず、わずか数ヶ月で退学することを決めたのです。
彼にとってその決断は当時怖いものでしたが、それをしたおかげで、彼は「カリグラフィー」という、美しい書体技法についての授業を受けることができ、そしてそれがのちに、「プロポーショナル・フォント」という、パソコンの画面上で美しく見えるフォントや配列を生み出すことにつながったんです。
これも、「うまくいかせよう」としたワケではなく、「本心」に従って思い切って大学を辞めた結果、手に入ったものなんですね。
ということで、僕らが人生において採用するべき2つの信念(真理)とは
私は、どうなることが自分にとっての「うまくいく」なのかを、まだわかっていない
と同時に
私は、どうなろうが、最終的には「うまくいく」ことになっている
ということです。
だからこそ、「脳(思考)」でいくら考えても、無意味だということなんです。
「心(魂・直感・ハイアーセルフ)」は、既に「うまくいく」ことの内容を知っているし、そのために必要なことももうわかっています。
だから、そこに素直に任せるのが一番いいのです。
これが「手放す」の正体であり
これが「がんばるのを辞める」の正体なのです。
そしてさらに、それをエレメント人種論的に言えば
その具体的な中身は
「がんばる」ことになる人もいれば
「がんばらない」になる人もいれば
「前に出る」ことになる人もいれば
「サポーターになる」ことになる人もいれば
「人とたくさん関わる」人もいれば
「自分に集中する」人もいれば
「熱くなる」人もいれば
「軽くなる」人もいれば
「マジメになる」人もいれば
「愛まみれ」になる人もいる
それは、その人の「持って生まれた性質」によってマチマチなのです。
だから、その「中身」に正解はないのです。
では、仕組みとしてはわかったけど、どうすれば実際にこの「手放す」をできるようになるでしょうか?
それができるようになるシンプルなテクニックを、あの世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズが紹介してくれています。
そのテクニックとは
「期待」を「感謝」と入れ替える
Trade your expectations for appreciation.
です。
前半でも書いたように、結局私たちを苦しめているものは「期待」なのです。
それは「こうならないと、こうしないとうまくいかない、認められない、愛されない」という「人生のブルー・プリント」と言う名の「期待」です。
しかし、もしあなたが「苦しみ」を感じているとしたならば
その「期待」というのは、あくまで「脳」によるものであって「魂」によるものではありません。
私たちは、常に「うまくいく」道を歩いています。
なぜなら「魂」がそうなることを先に決めているからです。
だから、僕らは「魂(心・直感)の声」に従って生きるだけでいいのです。
それが、最も「ラクな」道なのです。
最も「幸せな」道なのです。
そしてそれは、既にその道に乗って歩けていること、本心に従えばうまく行くことに「感謝」をすることで、実際にその「うまくいく道」を現実的にも体感することができるのです。
これについては以前紹介したこちらの動画をぜひご覧ください。
以上、「がんばるのを辞めるとうまくいく」の本当の意味と、その仕組みでした。
ちなみにこのことを身体から腑に落としたい方は、ぜひ2月2日(日)の「宇宙的地球の歩き方」ワークショップに来てくださいね。
ひょっとしたら、世界一周前の最後のワークショップになるかもしれないので。
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