「お金の恐怖」から解放された世界へ移動する方法

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こんにちは。

岩瀬アキラです。

 

この本は発売からしばらく経っているので、読んだ人も多いかもしれませんね。

 

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一昨日、奥さんから勧められてデジタル・デトックスをしている時に、ふと手に取って読み始めたのですが

これは、僕が「エレメント人種論」を作るキッカケとなった「月星座」の本と出会った時に通じる衝撃を受けました。

 

平たく言うと、「お金」に支配された時代が、もうすぐ終わる(というかもう終わり始めている)いうことが、とてもよくわかる本です。

 

ここでのポイントは、「お金」というものはほとんどの人にとって「アタリマエのもの」「それがないと生きていけない」と思っている、いわば「土台」「大前提」のようなものだと思うのですが

実はそうじゃない、ということ。

 

「お金」は、ある意味「宗教」みたいなもので、

実はみんながそれを「信じる」ことさえ辞めたら、その「宗教」からいつでも足を洗うことは可能なんです。

 

この話は、目の前の生活に苦しい、来月の収入のことしか頭にない、という

いわゆる「宗教にドップリハマっている」状態の人だと

あまり受け付けられない話だとは思います。

 

でも、本来はそういう人こそ、知っておくべき話だと思います。

 

なぜなら、これからの時代は、「お金」という宗教から足を洗っても、ちゃんと「受け皿」がある時代がやってくるからです。

 

そもそも、「お金」って、結局何が「問題」だったんでしょうか?

 

「お金」には良いところはたくさんあります。

「お金」があるから、自分がやっていることが「人から評価されている」と感じることができたり

「お金」があることで、人を喜ばせることができたり

「お金」があるから、いろんな「手間」から解放され、自由で便利になった部分はたくさんあります。

 

しかし、ここで問題だったのは

 

「お金」というものが本来は価値を交換する「手段」だったはずなのに「目的」になってしまった

 

ということです。

 

言い方を変えれば

「人間」よりも「お金」の方が大事だという

ワケのわからない状態が生まれてしまったこと

 

それほどに「お金」というものが独り歩きして力をつけてしまったこと

それが資本主義が生み出した最大の「問題」であり、「罪」だったのです。

 

でも、これからの時代は

従来の「お金」という枠組みを超えていく新しい世界が

どんどん目の前で繰り広げられていくことになるでしょう。

 

この本で紹介されていた話をどんどんこのまま書いていくことはできますが

それは個人的にはいずれ何かにまとめたり、無料のセミナーみたいなものをやろうかと思うので

今日の記事では

今まだ、「お金の恐怖」に振り回されている人が

その頭にちょっとした「スキマ」「息継ぎスペース」を作れるように

 

この本で紹介されている話ではないのですが

僕がこの本を読んで思いついた「現実可能なあるアイデア」を

あなたにちょっと「想像」してみてもらえたらと思います。

 

* * *

 

あなたは今日、「エレメント共和国」という国に移住してきました。

 

この国では、お金は国が発行するものではなく

全ての人が「自分で」「好きなだけ」発行できます。

 

つまり、あなたが何かを買う時には

ただ単に、あなたのスマホのアプリに

買いたいものと同じ金額を打ち込んでチャージして

それをレジでかざせば購入できるのです。

 

要するに、あなたは

究極の「お金持ち」なのです。

 

スマホがあなたにとっての

いわゆる無限の「打ち出の小槌」状態です。

 

そしてそれは

あなた以外の全ての人についても同じ状態です。

 

では、モノやサービスを提供する人は

何を動機にして、その「仕事」をわざわざするのでしょうか?

 

それは、その人にとっては

そのモノを作ったり、サービスを提供すること自体が「楽しい」ことであり

 

そのモノやサービスを提供した結果

皆さんから喜びと感謝の声をもらうこと

そしてそれを元に、さらにモノやサービスを改善していくこと

それが「幸せ」と「豊かさ」の源になるからです。

 

しかも、お客さんからの喜びや感謝の声は全てデジタル化され

いろんな人が、その人のモノやサービスを知ることになるので

自分がやっていて楽しいことを

どんどん世界中の人が体験できて

さらに多くの人に喜んで幸せになってもらうことができるのです。

 

いつでも生きるために必要なものは周りにあって

それを手にしてもいい「お金」も「無尽蔵」にあって

そしてあなたはただ「やりたいこと」をやることで

皆さんに感謝され喜んでもらえる

そんな最高の幸せと豊かさを感じられる国

それが「エレメント共和国」なのです。

 

* * *

 

いかがですか?

 

ちょっとシンプルかつドラマチックに書きましたけど

でも、「お金」って、別にみんながたくさん持っていても、本質的に何も問題がない、ということがわかりますよね?

つまり、「お金」そのものには価値がなくて、でも交換には使えるという、本来の役目通りに「仕組み」を作ることで、人が「本当の幸せと豊かさ」が何なのかを気づけるように導くことができるのです。
 
 

なぜ、こんな世界が成り立つのかと言うと

3つ理由があります。

 

1つには、昔と違って、人間がイヤイヤやるような作業というのは、もう全部機械やAIができる時代になってきているからです。

 

2つ目は、人間はこういう「世界観(ビジョン)」や「価値観」に共感して

さらに、人として満たしたい根源欲求(承認欲求、つながりの欲求、安全欲求、自己実現欲求など)が満たされることが担保されたら

そういう場所(経済圏)を選んで、そこでモノやサービスを提供しよう(またはしてもいい)と思うからです。

 

そして3つ目は

インターネットとスマホで

人同士がこれだけ常時世界中つながりあって

アイデアや価値観を共有できる時代になっているからです。

だから、一見夢のような話だけれど

「実際に実現可能」なのです。

 

この「夢のような世界」が実現するのを

阻む唯一のものは

「国」でも「資本家」でもなく

皆さんひとりひとりが

これまでの資本主義に頭と心と魂を洗脳されて

「どうせ何やってもダメだろ」と

思考停止状態になって諦めている状態でいること

なんです。

 

それはまるで

フタをされたビンの中のノミがジャンプして

そのフタにぶつかり続けた結果

フタを外しても

ノミがそのフタよりも上にジャンプしなくなってしまう状態と似ています。

 

実は、今の時代は

僕らが思っている以上に

いろんなことが「可能」な時代なんです。

そういう時代に僕らもういるんです。

 

「お金2.0」

そんな素晴らしい可能性に

現実的にも、論理的にも、感情的にも気づかせてくれた

大変な良著でした。

著者の佐藤航陽さんに感謝です。
 
 

特に、この著者が太陽星座ふたご座(風原人)× うお座(水超人)であることもあって

風の星座(ふたご座・てんびん座・みずがめ座=客観)を持っていたり、超人ゾーン(いて座・やぎ座・みずがめ座・うお座=高次元・普遍性)の星座を持っている人は

特に共感できるのではないかなと思います。

 

そして改めて

この本にも出てきますが

そういう時代になってくると、何が大事になるのかというと

人が「ホントウの自分を表現して生きる」(=人間が最も求めていること)ということをサポートする仕事です。

まさに、僕が今「エレメント式」でやっているようなことですね。

本の中でもこのように書かれています。

 

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ただ、ここで勘違いしてはいけないのは

「ホントウの自分を表現して生きる」ことをサポートすることそのものが、あなたが「ホントウに」やりたいことである必要があるということです。

 

でなければ、結局いずれその仕事が必要とされなくなった時に、あなたが路頭に迷うことになるからです。

ここにも書いてますが、世の中のニーズがどうのこうのなんていうのに意識を取られるのではなくて

「ホントウの自分は何者なのか?」

「ホントウの自分は何をやりたいのか?」

それを突き詰めること

それが全ての人にとって、最も大事な時代になってきます。

 

でも、改めて

素晴らしい時代になりますよね。

 

これが可能になったのも

自分が「やりたいこと」を情熱を持ってやりまくった先人たちが

切り開いた道があったからです。

 

そして私たちも同じように

自分がホントウに「やりたいこと」をやって

これからの新しい時代をどんどん共創していきましょう!

 

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