【第1話】「占い」ではない占星術?

こんにちは。

岩瀬アキラです。

プロフィールでも紹介させて頂いたとおり、私は15年間、外資系のIT企業でマーケティングに従事してきました。

現場で働くだけでなく、管理職として日本事業の責任者という立場も経験しました。

そんな私は、ある意味当然かもしれませんが

40歳を過ぎて「心理」の世界で独立するまで、「占星術」などとは全く無縁の生活を送ってきました。

しかし、43歳の時に初めて「占星術」の世界を知り、その内容にあまりに衝撃を受けた結果、「エレメント人種論」というものを作りました。

ということで、まず初めに

そもそも「占星術」など一切興味もなかった私が

なぜその世界にこれほど魅せられることになったのか。

そこからお話したいと思います。

それは私が当時44歳、独立してから3年たった頃でした。

独立した直後は、華々しいデビューを飾り、独立からわずか1年で出版社からお声がけをいただいて本を出版させていただくなど

普通では考えられないほどのペースで成功していたかに見える状態でした。

しかし、当の本人は、何とも言えない「違和感」と「満たされない気持ち」に日々悩まされていました。

「やりたいことをやればいい」

それはわかっているつもりだし

十分やっているつもりだったけれど

でも、何かが満たされない。

そんな中

「お金を稼がなければ」というプレッシャーに追い詰められた結果

大きな借金をして立ち上げた企画が大失敗に終わり

いよいよ「やりたいこと」が一体何なのか、もはやわからない

という最悪の精神状態に陥ってしまいました。

独立した当初にあったような純粋なエネルギーは完全に姿を消し

私は、八方塞がりになりました。

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「占星術」に出会ったのは、そのタイミングでした。

しかしそれは、精神的に弱ったので占い師を頼った、という話ではありません。

当時付き合っていた彼女(ちなみに今の妻です)の家の本棚にあった、ある占星術の本が偶然目に止まったのです。

そして、その本に書かれていたことは、私のイメージにあった世間一般的な「星占い」とは全く違うものでした。

おそらく多くの人のイメージにある「星占い」というのは、

例えば、3月生まれの人は「うお座」で、「うお座」の人はこんな性格で、「うお座」の今日の運勢はこう、今年の運勢はこうです、というものですよね?

そういうのを見かけると、私は

「3月に生まれた人がみんな同じ性格だったり運勢だなんて、絶対無理があるだろ」

と思ったものでした。

しかし、その本が衝撃的だったのは

いわゆる世間一般的な12星座を使った説明ではなく

「もうひとつの星座」について紹介されていたことです。

それが

「月星座」

というものでした。

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そこで初めて私は

いわゆる「星占い」に登場する星座というのは、「太陽星座」と呼ばれているもので

あくまで「星座」の中の1つに過ぎず

それと同じくらいの影響力を持つ「月星座」というものが組み合わさることで

初めて人の「本質」というものが浮かび上がってくる

という事実を知ったのです。

そして、そこから自分自身の太陽星座と月星座を調べ、

彼女や、両親、兄、親戚、それ以外にも

自分が知っている人を次から次へと調べていった結果

怖いほどに全ての人について

その「太陽星座」と「月星座」というものを掛け合わせた途端に

全てのことが腑に落ちるという体験をすることになったのです。

そしてこれは、私だけの話に留まらず

「エレメント人種論」を発表してからと言うもの

実に何百人もの方がセミナーや個人セッションを通じて

同じような「目からウロコ」の体験をすることになったのです。

ということで

次は、「エレメント人種論」の中でも最も重要なカギを握っている

「太陽星座」と「月星座」について

くわしく解説していきます。

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